大圩古鎮より古い
熊村は桂林市霊川県大圩鎮にあります。1800年以上の歴史を持っている古い村落で、大圩古鎮よりも1000年余り古いです。昔は村に六つの門がありましたが、今は三つしか残っていません。村の中に三つの通りと六つの路地があり、碁盤の目のような構えです。各街は、高くて大きいアーチのレンガの門によって隔てられています。夜になると、門が閉じて、街が一軒の家のようになるので、とても安全です。家々の手前には水路に小さな橋があります。道路は青い石で舗装されています。村全体はきれいできちんと整っています。
素朴な村、明清時代の民家が残り
村内の古い道路と路地は、大きな青い石畳と玉石で舗装されています。路地が多いと、石のアーチ門も多くなります。「天向門」、「人寿門」、「徳星門」、「紫気門」など、それぞれの門は独自の特徴を持っています。道の両側に、明清代を主とする古民家があります。その外壁には龍が彫刻されたり、鳳が描かれたりしているので、古風で上品な雰囲気が溢れています。
熊村の発展歴史
熊村の初めの名前は「熊家村」でした。最初にここに住み始めた一族の苗字が「熊」だったからです。彼らの先祖は江西から移り住みました。その後、中原文化が南に広がるとともに、商売はどんどん発達していきました。特に湘桂古道が盛んになるにつれて、この村はだんだん発展し、栄えて、人口が急に増えました。
現在村民は、野菜を栽培して暮らしを立てています。毎年春になると、菜の花が咲き乱れます。遠い小さい村に水路と古い石の橋、百年のクスノキとアブラナの花畑は、一枚の美しい田園絵巻を構成しています。