概要
桂林市の総人口は約476万人で、そのうち少数民族は約68万人います。桂林は多くの民族が集住する町で、漢族以外にもチワン(壮)、ミャオ(苗)、ヤオ(瑶)、トン(イ同)などの少数民族が暮らしています。古くから、勤勉な少数民族と漢族は仲良くこの山水画の世界で田園生活をおくってきました。その素朴な民族風情は現代人の心を癒すしてくれます。
トン族
トン族の村は山あいの川辺に作られます。家屋は一般的に杉で建てられた木造建築で、多くのは2、3階建てです。川辺または山の斜面にある家屋は大部分が“吊角楼“(基礎部分の材木が棒のように吊り下がっている建物)。鼓楼はトン族のシンボルです。一般の塔楼と異なり、下部は正方形、瓦のひさしは多角形‥詳細へ
壮族
壮族は山や水の近くに居住することを好みます。干柵式の木楼に住んでいます。木楼の上層には人が居住し、下層で家畜を飼います。どの家にもチワン族の神棚が置かれています。庁では祝典や社交活動を行います。両端に人が住みます。後庁は生活区で、生活は暖炉を中心にして、毎日三度の食事はすべて暖炉のところ‥詳細へ
ミャオ族
言い伝えによると、苗族は五千数年前、黄河の下流域に居住していた“九黎”という部落が、長江の下流まで移動し、三苗(古代の名前)部落を形成し、長い歳月の中で、苗族は海外にも向かい、現在は、ベトナム、タイ、ラオス、ヨーロッパ、アメリカのなどにもミャオ族は生活しています。ミャオ族が居住する‥詳細
瑶族
瑶族の家屋建築のスタイルは多様ですが、中でも最も特色的なものは木楼です。木楼は山や川に近いところに建てられ、前は低く後ろは高いです。木楼は普通は3階建てで、1階で家畜を飼い、人は2階に居住します。3階は貯蔵室で食糧などを置きます。木楼には鉄釘は使われていないが、非常に丈夫です。室‥詳細