景泰藍とは銅製の七宝焼きのことです。その製造の歴史は中国の元代までさかのぼります。明代の景泰年間(1450年~1456年)に最盛期をむかえ当時は青いものが多かったために『景泰藍』と称されていました。
景泰藍は紫色の銅を白地とし、いろいろな型をつくり金線或いは銅線でいろんな花の形にして中にエナメルの釉を入れます。それを焼き、磨いて金メッキなどの製造工程をふみ作ります。形が特有で、作りは精巧、表面の図柄は荘重、色彩は豊かで全体は煌びやかで美しいという民族的な特色のある景泰藍は中国の伝統的な輸出工芸品です。
新中国が成立した後、景泰藍は時代の変化を経てかなり発展しました。現在、景泰藍には景泰藍と花糸景泰藍の二種類があります。そして景泰藍はさらに金地景泰藍と藍地景泰藍の2種類があり、花糸景泰藍も金糸細工、銀糸細工、藍糸細工の3種類に分けられます。花糸景泰藍には金地泡糸と銀地泡糸の製品も含まれます。景泰藍は世界中で好まれ、今や居間の飾りとしては欠くことのできないものであり、今後も衰えることのない工芸品になるでしょう。
景泰藍は堆朱や玉細工、象牙と共に北京の四大名工芸品と呼ばれ、工芸美術の世界でも輝かしい名品といえるでしょう。その悠久の歴史や優雅な造型、目を奪われるような美しい色合い、華やかな模様、いろいろな種類の形、華麗で立派な見た目、及びすべて手作業で作られている工夫と職人の知恵などの結晶である景泰藍は北京にしかない特別な工芸美術品です。インテリアとしてまた贈答品や記念品にとても向いています。
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