東関清真大寺は西寧市の代表的な建物で、西寧市東関大街路南の片側にあります。清真寺の面積は1.194万平方メートルであり、正殿の本体の面積は1102平方メートルです。そして南楼と北楼の面積は各363平方メートルです。東関清真大寺は歴史の中で何度も破壊されてしいましたが、その都度修復が行われました。現存する建物は1913年に再建されたもので、1946年の改築によって拡張されました。そして1979年にまた再建され、中国西北地区で一番大きいモスクの一つになりました。
東関清真大寺の建物は非常に雄大です。清真寺は東向きであり、中国の古典建物と民族様式を融合させ、かなり特徴がある建物です。正殿の内は広く、天井も高いのでとても明るいです。同時に3000人余りのムスリムが集まって礼拝を行うことができます。正殿は建物全体が至るところで古風と素朴な雰囲気を感じます。上品さと厳粛さを兼ねた東関清真大寺は、イスラム教の特徴がたくさんあります。青海省の重要な文化財として保護することが認定されました。
東関清真大寺は明の時代の洪武年間(1380年頃)に建てられました。青海省内において最大規模のモスクです。歴史も悠久であり、中国西北地区の西安市にある有名な化覚寺と蘭州の橋門寺と新疆のカール清真寺と合わせて、西北四大モスクと言われています。現在、東関清真大寺境内には1914年5月に立てられた「再建西寧大寺碑」と、1948年8月に立てられた「再建西寧東関大寺碑記」の2つの石碑があります。この石碑によって東関清真大寺が、すでに600年余りの歴史があることが証明できます。東関清真大寺は塔、壁、殿を融合させたイスラム風建物であり、真ん中にある正殿は1102平方メートルを占めています。建築全体は様式が奇抜で構造が明確です。礼拝日と三大宗教の祝日であれば、たくさんのムスリムがここに集まり、盛大なイベントを開催します。東関清真大寺はイスラム教を研究できる学校として国内外に名を知られています。