南投．日月潭

見どころ

台湾の景色と台湾旅行の代名詞であります。
玄光寺へ行って、「日月潭」が彫刻されるシンボルの石と写真を撮ります。
遊覧船に乗って湖を一周し、日月潭の中の小さな島――拉魯島を観覧します。
慈恩塔に上って、日月潭を一望できます。あるいは、湖に沿う歩道を歩いて、違う角度から日月潭の絶景が近距離で楽しめます。

台湾南投縣魚池郷水社村にある日月潭は、台湾景色の代名詞ともいえる名所で、台湾で唯一の天然湖です。周りが山々に囲まれ、林がうっそうとし、水が澄みきっていて底まで見え、透明度が10m以上に及びます。小さな島が湖の中に浮かび、「青々とした山が碧水を囲み、透き通っている日月潭が緑玉を抱く」というきれいな景色になります。この小さな島は拉魯島と呼ばれています。この島を境に、湖の北側は丸い太陽の形を、南側は月の形をしているゆえに、日月潭と名付けられました。船に乗って水に親しみ、湖を遊ぶことこそ日月潭の朝夕の絶景が完全に楽しめる方法です。

日月潭を観光するにはいくつかの方法があります。遊覧船に乗って湖を一周したり、日月潭のケーブルカーに乗ったり、日月潭の自転車道を自転車で回ったり、湖に沿う歩道を歩いたりするのはいいでしょう。

日月潭には水社埠頭、伊達邵埠頭、玄光埠頭といった三つの遊覧船埠頭があります。左回りか右回りかの二つの観光路線を選んで、三つの埠頭の間を循環して運行してもいいです。日月潭の主要スポットは玄光埠頭に集中しています。玄光埠頭は玄光寺の足元にあり、湖の中の拉魯島に比較的に近いので、観光客にとって必見スポットです。ここで、「日月潭」が彫刻されるシンボルの石と写真を撮るのがよいでしょう。玄光寺の後ろに歩道があり、玄奘寺へ直行できます。ここに花や木をたくさん植えられており、環境が清らかで静かで奥ゆかしいです。玄奘寺を出て上を歩くと、日月潭のシンボルの一つである慈恩塔が目の前に現れます。ここで日月潭を一望できます。

玄光埠頭の向こうに水社埠頭があります。上陸してからは涵碧歩道です。東へ歩けば文武廟につき、西へ歩けば猫囒山歩道につきます。それから、猫囒山の展望台へ歩けます。展望台は、慈恩塔と相呼応します。ここで日月潭の全景を一望できる上に、九份二山も眺めます。しかも、ここは、日月潭でご来光を拝む一番いいスポットです。

玄光埠頭の東側にすぐ伊達邵埠頭があります。ここには水社大山歩道があります。もし脚力があるなら、歩道に沿って北へ、水蛙頭歩道、大竹湖歩道、松柏斎歩道を歩くと文武廟につきます。

日月潭のケーブルカーは日月潭の東側にあり、伊達邵集落と九族文化村を往復し、途中で卜吉山の二つの比較的高い峰を経由します。日月潭の全貌が満喫できます。もし九族文化村から日月潭に入れば、切符を買わずに無料でご乗車いただけます。

日月潭自転車道は玄光寺からスタートし、環潭一号トンネルを経由して明潭出水口まで約8㎞の距離を持っています。月潭の南岸に沿ってくねくねと延びているこの小道の生態や林は変化に富みます。途中で、南へ望めば頭社盆地があり、北へ望めば青竜山脈があります。自転車マニアにとっては、最高の場所です。そのほか、毎年の春になると、ここは日月潭で一番知名度の高い桜の名所です。道の両側の桜が満開し、色とりどりの花が咲き乱れていて非常にきれいです。

「万人が日月潭を泳ぐ」と「水上花火祭」は桜の祭りと共に日月潭の三大イベントと言われています。毎年、中秋節の前になると、日月潭の観光地管理所と各店舗はこの重要なイベントを忙しく準備するようになります。