シャングリラ県は、雲南省の北西部にあり、海抜3280メートルの辺鄙な高原地域で、チベット族の少数民族自治州に位置する県です。麗江から出発すると、直通バスで4時間ぐらいかかります。
シャングリラ県の特色には無限な高原、限りなく草原、一面の黄花、群れを成す牛や羊などがあります。その草原には裸麦棚があちこちに散らばっています。ところで、多数の中国人があまり好きではないカラスも、チベット族の地域では神鳥といわれて、裸麦棚に群れを成して集団で日向ぼっこをしています。
なお、チベット族の家庭訪問も一生の大事な体験です。バター茶、裸麦酒、チベットダンス、チベット歌など十分なチベット情緒があります。
下記はシャングリラへの旅行の注意事項です。ご参照ください。
1、 迪慶は5~7月と9~10月以外、雨季に入り道路事情が悪く出掛けるのに不便です。冬は気温が低いです。雨天にあうと、そこで待ち続けるか、あるいは旅行をやめて家に帰るしかないです。なお、雪が降った後の山道も走行が困難です。雪が解けるのを待つのも根気と時間が必要なことです。
2、 春節の期間には迪慶へ行かないほうがいいです。室外の温度が-3~—8℃で、室内なら暖房設備がないと1~—9℃です。夜間の温度はもっと低く、室外-7℃,室内-1℃です。それ以外、道路には人間も車も少なくて、結氷した道はドライバーも怖いです。
3、 迪慶に行くときは、コート、ダウンジャケット、手袋、スノーブーツなどを用意するほうがいいです。なお、気候が乾燥して、紫外線が強いので、女性は日焼け止めクリーム、日除け帽子、サングラスなどを用意するほうがいいです。特に10月以降、防寒用品は絶対に必要です。
4、 6~9月は迪慶の雨季です。シャングリラは天気不純で、ポリ袋(あるいは浴用帽子)をもっと用意すると、雨のときカメラにかぶせると雨とゴミを防げます。夏草原でテントに泊まるなら、絶対にたき火を燃やします。
5、 迪慶は高原地域(3300メートル)です。高山病を防止するために、激しい運動とか、酒を飲むとかはやめて、そのかわりに、野菜と果物をたくさん食べるほうがいいです。
6、 普通は迪慶の郵便サービルがどこでもできるけど、配達日数がちょっと違います。シャングリラなら、他の大都市と同じに、完備な郵便サービスがあるけど、交通不便な地域では、普通に2日かかるものが5日あるいはそれ以上の日数になります。
7、 梅里雪山は連続した雨天後の一番目の日出が大変綺麗です。朝焼けが空に埋めて、曇があちこちにかかり、まるで仙境のようです。なお、夕方の空に一面に広がる夕焼け、雪峰に黄金色の雲、それはめったにない景色です。彩虹も価値がある景色です。雨季の夕方によく虹が見えます。