茶壺とは、いわゆる急須のことです。日本茶に使う急須に比べるとかなり小さいです。
聞香杯から茶杯に濃さが均一になるよう少しずつ注ぎ分けます。
二煎目から蒸らす時間を長くしてほうがいいです。
蓋碗とはフタと受け皿の付いている茶碗のことです。
1.蓋碗をあらかじめ熱湯を注いで温めておく。
2.適度な量の茶葉を入れて蓋碗のへりに沿って静かにお湯を注ぎ、蓋をして蒸らす。
3.茶葉が出ないように蓋を少しずらして(指でうまく押さえながら)、注ぎ分ける。
お茶にはカテキン、タンニンなどの様々な成分が含まれいる。苦味の成分であるタンニンなどの成分は、高い温度だと湯に溶け出しやすい性格を持っている。だから、高い温度の湯でお茶をいれると苦味が出やすく、低い温度の湯でいれると苦味が出にくく甘味が増す。
しかし、中国茶は様々な種類があり、とくに香りを楽しむお茶がたくさんある。香りは揮発性のものなので、高い温度のほうがその香りが高くなる性質を持っている。また、黒茶のように麹黴が付いたり、紅茶のように茶の成分をしっかり抽出する必要のあるものは、高い温度のお湯でいれるとよいと言われている。
同じ温度の湯で蒸らし時間を長くした場合を考えると、長く置いたほうがお茶の成分がたくさん抽出される。つまり、濃く苦くなる。
蒸らし時間で茶の成分の抽出をコントロールする。1煎目は、10秒~30秒ぐらいで始めて、2煎目、3煎目となるにつれて、蒸らし時間を20秒づつ長くする。
基本的に、茶葉の量が多ければお茶は濃く、少なければ薄くなる。多めの茶葉を使い、短時間で抽出すると、苦味成分のタンニンを溶け出さずに入れることができる。100ccあたり2gの茶葉が基本。香り、味が薄いと感じられた場合は茶葉の分量を少し増やすといい。
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