一、持ち物
1.ほかの都市と違って、陽朔へ行くなら、蚊の防虫対策として、出発する時はできるだけ風油精(フイセイ:かゆみ止めの薬)を用意したほうがいいです。
2.夏に行くなら、特に年配の方は、夏用の服のほかに、長袖を持参したほうが良いでしょう。外出時に、日光を遮断することができますし、洞窟を見学する際も、寒気を防止することができます。
3.クレジットカードの使用は,不便ですから、十分な現金あるいはキャッシュカードを持参したほうが良いです。
二、川下りの注意事項
1.川下りと言えば、ある程度の危険性を伴いますから、自分自身の安全に十分に気をつけてください。観光地に入って竹いかだ下りをするなら、できるだけ指定場所で切符を購入して下さい。
2.竹いかだ下りをする時、念のために、できるだけ救命胴衣を装着してください。それに、途中で脱がないでください。更に 川に入って泳がないでください。
3.貴重品に水が入らないようにするため、竹いかだに乗る前には、別に保管してください。持っていなければならない場合は、適切に保管して、防水器具で包んで下さい。携帯、カメラは十分に気をつけてください。
4.竹いかだは、2人乗りでので、子供と大人は同じ竹いかだに乗ることになります。飲酒している者や、高血圧、心臓病、脳内血管などの疾患のある人及び、身体障害者、妊婦、6歳以下の子供と60歳以上のお年寄りの方々は、可能なかぎり 竹いかだに乗らないでください。
5.川下りをする時、ズボンの裾は濡れますが、遊びに影響を与えません。もし、天気が涼しかったら、後の名所を見学することに影響を与えないように、できるだけズホンの裾をもう少し高い位置にしたほうが良いでしょう。
三、ハイキングの豆知識
陽朔の漓江ハイキングツアーは、楊堤漓江ハイキング観光地と興坪漓江ハイキング観光地からなります。つまり、楊堤――興坪ハイキングツアーです。
この二つの観光地は一帯になっていますが、それぞれの別の地方に属します。前の地域は楊堤郷に属し、後ろの地域は興坪鎮に帰属します。この二つの観光地は興坪下竜老人ホームを境界にしています。つまり、興坪下竜老人ホームは楊堤漓江ハイキングツアーの終点で、興坪漓江ハイキングツアーの出発地点です。楊堤――興坪ハイキングツアーをするなら、楊堤埠頭で切符を買ってください。
ご注意
1.出発する前には、予め行程及び場所の各種情報、自分自身の体調(下肢血管病、皮膚潰瘍の症状ある人及び偏平足患者などはできるだけ徒歩しないでください)及び、当時の天気情報を十分に把握してください。
2.夏季に徒歩する際には、午前11時から午後3時までの一番暑い時を避けて下さい。それに、熱気にあたりにならないように、帽子をかぶったり、水筒に水を入れたりしたほうがいいです。
3.途中休憩の場所は日差しの強い所、くぼ地、湿っぽい所を避けて、特に日光に照らされて熱くなる岩の上に座らないでください。
4.徒歩が終わってから、疲れを解消するために、暖かい水で足を洗ったほうがいいです。足の裏に水泡が発生した場合には、針で水泡内の水を取り除いた後、感染を防ぐために赤チンを塗ります。
陽朔旅行のベストシーズン
陽朔旅行のベストシーズンは5月―10月です。この間は天気が良くて、雨も、比較的 少ない期間ですから、旅行と各種の野外イベントに適します。
最盛期(オンシーズン)
7月と8月は陽朔の最も暑い時期です。平均温度は28度。最高気温は35度以上にもなります。このとき、気温はすこぶる高いし、日差しも厳しいですが、洞窟の中はさわやかで心地がいいので、探険や泥浴に入るには最高のタイミングです。
3月から陽朔は雨が多くなり、9月になって、やっと終わります。そのうち、5月、6月の降水量が、一番多いこの時期の漓江、遇竜河の水量は十分になって、川下りと観光には最高の時期になります。秋が過ぎてから、漓江の川下りをしたりすると、霧に包まれ、峰々がぼんやりして、陽朔の果てしない魅力を十分に味わえます。
また、陽朔は多数の民族が集中して住んでいる地域です。独自の特色を持つ民族の祝日もたくさんありますし、独特の民族風情がある祭りも多いです。代表的なのは、旧暦5月8日の福利祭り、興坪の廟寺の縁日、6月23日の白沙祭りなどです。このときに、陽朔はとても賑やかなで、雰囲気は伝統祝日に比べても、少しも劣るものではありません。
閑散期(オフシーズン)
陽朔県は低緯度の高地地区とカルスト地区に属し、夏が長くて、冬が短いのです。毎年一番寒い時期は1月で、平均気温は、9度前後ぐらいです。最低気温は1度以下です。冬に雪が降りますが、積雪が少なく、この時期の雪景は別の魅力があります。しかし、川下りをしたい人はこの渇水期を避けたほうが良いでしょう。
ご注意:
毎年の5月―10月は陽朔旅行のベストシーズンです。10月のゴールデンウィークの時、観光客の多くはホテル、レストラン、バーなどに集中し、超満員の状態になります。宿泊費は平日の3-5倍になって、ほかの料金も倍に増えます。クリスマス、元日と春節などの祝日も観光客が多いです。ほかに、週末になると、観光客は平日より多いです。観光客の多さと少なさは、それぞれの長所と短所があります。観光客が多い時に、祝日の雰囲気を増やしますが、一方、観光客が少ない時に、陽朔の素朴さをのんびりと体験できます。だから、自分の都合と気持ちによって、陽朔のスケジュールを手配する必要はあります。