アモイ大学
アモイ大学は「中国で最も美しい大学」と称されています。1921年、豊かな愛国心で名を知られた華僑、陳嘉庚氏により創立されました。アモイ大学は山と海に囲まれている園林式の名門大学です。
大学の敷地面積は600万平方メートルで、後ろには山を控え、目の前には海が広がり、建築スタイルも独特で景色が美しいです。アモイ大学にある古い建物の多くは陳嘉庚氏の女婿によって建てられ、煉瓦で築いた塀に瑠璃の瓦、中国と西洋が結合する建築スタイルで、個性を持っています。嘉庚本館はアモイ大学のシンポジウムとして、真ん中の建物は21階あり、21世紀を表しています。
上弦場
「上弦場」はアモイ大学の体育館で、半分の楕円形をしているグラウンドと建物の落差を利用して2万人を収容できるスタンドも建てられました。グラウンドもスタンドも半分の楕円の形をし、上弦の月と似ているので、「上弦場」と詩趣豊かに名付けられました。スタンドに立つと、海も見えます。
「芙蓉」寮
アモイ大学の古い学生寮は「芙蓉」と呼ばれています。「芙蓉2棟」、「芙蓉3棟」、「芙蓉4棟」はすべて推薦する見所です。「芙蓉」寮と呼ばれていますが、実はすべて男性の寮です。赤い煉瓦、アーチ形の門、丸い柱、長い廊下などの西洋建築スタイルと福建南部の伝統的な建築スタイルが重なっているので、ここの学生寮は個性的で、独創的な工夫がこめられています。
芙蓉トンネル
芙蓉トンネルは学生に教室と学生寮の間を往復する時、便利になるよう造られた長いトンネルです。このトンネルのおかげで、遠回しする必要がなくなり、時間の節約にもなります。時間が経つと、トンネルがいささか変化に乏しいせいか、学生達は心の世界を壁に描き、ここを趣のある所に変貌させました。今トンネルは学生達が青春を託したり、世界観を表したり、友情を記念したり、愛情を伝えたりするいい所です。
芙蓉湖
美しい芙蓉湖はアモイ大学のもう一つの景色で、鯰、黒鳥、白鳥、真鴨がのんびり生息しています。湖の水が青くてさざ波が立っており、周りが様々な学生寮と講義棟に囲まれ、芝生には学生さんと観光客が点在しています。たぶん芙蓉湖は無数の恋人の愛情を目撃していたでしょう。芙蓉湖は言うまでもなく、アモイ大学で最もロマンチックな所ですね。