おすすめの旅行シーズン:3-5月と10-11月
武漢旅行に一番最適な季節は春と秋です。3月~5月は桜がきれいで、武漢大学と磨山桜園は絶好の花見スポットです。また梅園、植物園、農業大学も春の花がとてもきれいで人気のある所です。11月~12月は漢口江浜の大きな葦が人気です。一方で6月~8月及び12月末~2月の武漢はあまりおすすめできません。夏はストーブのような暑さ、冬は湿っぽくて寒いからです。とはいえ旅行の大幅割引があるのもこの季節です。
春:3~5月
春はたくさんの花が盛んに咲いています。この時季、武昌珞珈山にある武漢大学では桜が満開です。桜の見ごろはわずか一週間です。花が散る頃になると地面は散った花びらで桜の絨毯のようです。この季節はちょうど東湖の梅の花祭に重なり、磨山梅園では梅と各流派の梅花桩(拳術の一種)を観賞することができます。黄陂のツツジ、新洲の菜の花も一見の価値がある武漢の美景です。
夏:6~9月
武漢は中国の「三大ストーブ」と呼ばれる地の1つで、夏はとても蒸し暑く、長江の川辺に立ってもまったくといっていいほど無風状態です。夏には40℃以上の酷暑の日も十数日あります。そのため武漢の観光は特に暑い7、8月を避けたほうが無難でしょう。せっかくの旅行もただ暑いだけの旅になってしまいます。
秋:10~11月
武漢の秋には地の利と秋の神の恵みがあります。落葉が舞い、寒さが景色からも感じられるようになる頃、街のいたるところに屋台と火鍋といった武漢の秋の味が見られます。有名な川と旧跡を観光し、江漢路と吉慶街を散策すると武漢人の熱気を感じることができます。
冬:12月~2月
武漢の冬は曇りがちでとても寒く、旅行には適しません。武漢では一般的に11月から冬に入り、気温は0度以上ありますが最も寒い時期には零下3度にまで下がります。中国北部の空気が乾燥している寒さと違い武漢の「じめじめとして寒い」寒さは血管が縮まるような感じで、身の周りすべてが冷たい湿気を帯びているように感じます。しかも暖房設備がないためどこにいても寒いです。もし旅行に行かれるならば暖かい洋服やカイロなど暖をとるものが必要です。
年間気温
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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最高気温(℃) | 15 | 22 | 24 | 30 | 34 | 34 | 39 | 37 | 33 | 32 | 25 | 16 |
最低気温(℃) | -2 | 0 | 3 | 7 | 15 | 18 | 23 | 20 | 16 | 8 | 3 | -2 |
降水量(mm) | 0 | 43 | 18 | 18 | 30 | 20 | 9 | 32 | 9 | 1 | 16 | 0 |