川を挟み、漢陽と武漢にあるこの二つの観光名所は、1957年、高速道路と列車が通る橋で結ばれました。どちら側から見てもすばらしい景観で、多くの有名な詩人や画家がその美しさに魅了されました。
龟山の観光スポット
龟山は、古くからの有名な観光地です。龟山の正面から大江、北側から漢水、西側から月湖、南側からは連花湖を望むことができます。長江は、龟山と武昌にある蛇山に挟まれています。龟山には、多くの名所旧跡があることで人々に知られています。そこは関王廟、蔵馬洞、磨刀石、太平興国寺、桂月亭状元石、禹王宮、月樹亭、桃花洞羅漢寺、龍祥寺、魯肃墓、向警予烈士の霊園と紅色戦士共同墓地などがあります。
龟山の歴史と文化
龟山は、優れた地理環境に恵まれています。長江と漢江はその両側にあります。長江は、龟山と武昌にある蛇山に挟まれているので、毛澤東の詞に「龟蛇鎖大江」と言うセンテンスがあります。その詞から、壮大な景色が想像できます。漢江は漢口江灘と向かい合い、渚には美しい西洋の建築が沢山あります。漢江と長江が合流して生じた三角形の地域は、南岸嘴と呼ばれています。南岸嘴の景色は美しく、武漢では一番素晴らしい所と高く評価されています。武漢の政府は、南岸嘴を開発したいとずっと思い、開発の計画を沢山集めましたが、うまく建設できない懸念があり、現在でも開発方法は決まっていません。武漢には三つの鎮があります。龟山はその中心に置かれています。龟山の両側には橋が掛けてあり、武漢の三つの鎮はこの二本の橋で結ばれています。それは驚くほどの素晴らしく壮大な景色です。
蛇山
蛇山長江の南側、武漢市武昌区にあります。黄鵠山とも呼ばれています。蛇山は蛇行している蛇のようです。長さは約1790メートル、幅は約25~30メートル、海抜85メートルです。切り立っている山には名所旧跡がたくさんあります。
夏口城
夏口城は、西暦223年、三国時代に蛇山に建てられました。王朝の交代に伴い、夏口城は、増築されてきました。黄鶴楼、八極楼、白曇楼など20軒あまりの有名な楼閣がその山に建築されました。李白、王維、陸遊などの有名な詩人が蛇山に登り、楼閣で歌を詠み、詩を作りました。現存する詩作は多くあります。たとえば、蛇山の頂きにある黄鶴楼に李白の詩が残っています。