ハルビン天気

　ハルピンは中国の最北に位置し、緯度が最も高く、気温が最も低い大都市です。冬は長く寒いですが、夏は短くて涼しいです。年間温度差が大きく、降雨量が少ないです。降雨時期は毎年大体７～８月です。この時期の観光は、雨具が必要になります。雪が降るのは毎年11月から１月に集中します。年平均温度が3.6℃、一月が最も寒い月として平均温度が－24.8℃まで下がります。それに対して、七月が最も暑く、平均温度が24.8℃になります。

ハルピンの観光シーズン

　12月から翌年の1月まではハルビンの観光シーズンです。この時期のハルビンは銀色で包まれています。寒いですが、江南の水郷とは異なる雪と氷の景色を見られます。そして、1月にハルビン国際氷雪フェスティバルが開催されて、氷や雪で作られた美しい彫刻や地元の特色スモッグや様々な雪氷の娯楽活動を楽しむことができます。
　7月から9月にかけては、涼しくて観光客にとって避暑のよいところです。

春

　3から5月にかけて、干ばつや台風が起きやすく、気温が速く上がり、天気も変わりやすいです。寒暖の差は一日10℃ぐらいの幅さえあります。

　服装：3月にはまだ非常に寒いので、冬と同じ服を準備してください。 4月と5月に暖かくなります。 4月にはオーバーコート、ミディアムセーター、ベースシャツを準備し、5月にはトレンチコートと長袖シャツまたはTシャツを用意してください。

　おすすめ：毎年5月になると、ライラックが満開です。ハルピンの道端、各公園には、各枝に深紫色、浅い紫色、白いライラックの花がすきま無く静かに咲き、かすかな香りが空中に漂っています。こういう時期こそ、春の最高な時期です。
　ハルピンは「ライラック城」という美称が得られています。ライラックもハルピンの市花とされています。ライラック園、香坊ライラック園、森林公園ライラック園、兆麟公園など、どこへ行っても、一面のライラック林が目の前に現れます。樹齢が半世紀を超えたライラックの木が多数あります。

夏

　夏は気温が高く、雨も多く、空気が湿っぽいです。7月の平均気温は28℃ですが、1年中一番厚い時期です。8月の降水量は一年の60%～70%を占めます。降水があまりにも集中して、豪雨も時々あるので、洪水による災害が発生しやすいです。昼ごろ、暑くて太陽がまぶしいですが、午後になると、涼しい風が吹き出してきます。そのために、ハルピンの天気がさわやかになります

　服装：Tシャツ、スカート、ショートパンツなどの夏の服を準備します。夏は雨が多いですから、傘の常に用意してください。

　おすすめ：夏になると、ハルピンで「夏の観光文化祭」が開催されています。観光文化祭の中で、一番有名なのは「国際ビール祭」です。毎年7月、ビール祭は開催されています。エキゾチックな音楽が流れたり、たまに上半身が裸の男性が、豪快にハルピンのビールを飲むふりを見せたりしています。観光文化祭は五ヶ月も続きます。
　ビール祭のほかに、ハルピン松花江の湿地祭、太陽島 の猛暑避暑祭など豊富で多彩な観光活動が行われています。

秋

　9月から11月までは秋です。降水は明らかに減少し、朝夕の気温が大幅に変化する時期です。9月の平均気温は10℃ですが、10月になると、北部地区の気温は0℃になり、南部地区の気温は2～4℃になります。

　服装：昼と夜の間には大きな温度差があります。 9月には、ロングスリーブのTシャツとロングパンツを準備し、早朝と夕方にはカーディガン/トレンチコートを用意します。 10月にはセーターとオーバーコート、11月には雪が降る可能性のあるからジャケットを準備してください。

　おすすめ:国際レベルの音楽祭と言われる中国・ハルピン夏の音楽会は一年おきに行われます。開催時間は旧暦の八月六日から十五日(新暦の九月上中旬ぐらい)までの期間です。

冬

　12月から翌年2月にかけては、長くて寒くて乾燥した冬です。大地が大雪に覆われ、見渡す限り真っ白になっています。1月の平均気温は零下15℃～零下30℃です。最低気温は零下52.3℃まで下がったことがあります。

　服装：厚手のジャケット、ウールパンツ、スノーブーツ、帽子、スカーフ、手袋を着用する必要があります。気温が非常に乾燥しているため、鼻を守るためにマスクを着用することをお勧めします。

　おすすめ：ハルピンならではの氷提灯、樹氷が道を彩り、各種の氷雪の祭りが行われ、観光客は氷雪による無限の楽しさを感じられるでしょう。
　ハルピン国際氷雪祭り、亜布力スキーリゾート、兆麟公園氷提灯の園遊会、松花江での冬の水泳は国内外にも有名です。

　おすすめスキー場：ハルピン及び周辺のスキー場