良渚国家遺跡公園は、杭州の西北部郊外の良渚と瓶窑に位置し、良渚文化の中心遺跡です。現在、遺跡が135か所を発見され、約42㎢が保護区に指定されました。ここは中国で最も重要で大規模な考古学的な遺跡の一つであり、東方文明(アジア文明)の発展に際立った意味を持っています。
2019年、世界遺産に登録
2019年7月6日、第43回ユネスコ世界遺産委員会で、良渚古城遺跡が世界遺産に登録されました。
中国5000年の歴史を証明する神聖な場所として、良渚古城遺跡が世界遺産に登録されました。中国5000年の歴史が国際的に広く認識されたことを意味しています。 現在のところ、中国の世界遺産の総数は55に達し、世界遺産が一番多い国になりました。
歴史
良渚古城遺跡は紀元前3300 年~紀元前2300年の期間です。良渚文化の核心遺跡としての発掘調査は、半世紀に及びました。
- 1936年、西湖博覧会美術館の管理員である施昕は、良渚黒陶器を発見し、良渚遺跡の発掘調査の端緒を開きました。
- 1959年、夏鼐が "良渚文化"という名称を提案しました。
- 1986年、大きい貴族の墓が発掘されました。
- 1987年、瑶山で祭壇とそこに埋葬された貴族の墓地を発見しました。
- 1992年、莫角山遺跡が発掘され、そこが王宮であると推定されました。
- 2007年、良渚古城の発掘調査は飛躍的な進み、当時の古代都市の内壁の発掘調査は学界全体に衝撃を与えました。
- 2010年、良渚古城の外の都市も確認されました。
- 2015年、良渚古城の周囲で大規模水保全システムが確認されました。
- 2019年、世界遺産に登録されました。
一日3000人に制限
8月1日から、公園は正式に入場料が必要になりました。個人は1〜7日前に予約する必要があり、団体は3〜5日前に予約する必要があります。一日に9・10・11・13・14・15から1時間の見学ができます。各コースの定員は500名です。
事前にオンラインでチケットを予約しなければならないことに注意する必要があります。たとえ観光客が公園にいても、1日の3,000人のオンライン予約が一杯になると、チケットを購入できず、公園に入ることができなくなります。
または、パスポートでチケットを予約する方は、入園する前に、公園の南門に行き、窓口でチケットを受け取ってください。