銭塘江を南北にまたぐこの橋は、滬杭甬、浙鉄道につながる交通の要である。1934年8月8日に建設が始まり、1937年9月26日に完成した。わが国が始めて独自に設計、建築した近代的大橋であり、わが国の有名橋梁建築家茅以昇が設計建築を取り仕切った、初めての鉄道、公道両用の二層橋梁である。橋全体は15トン、16穴、下層線路橋は全長1322.1メートル、単線、上層公道橋は全長1453メートル、幅6.1メートルである。建国後数回の修築を行った。六和塔の上から銭塘江大橋を俯瞰すると、まるで川にかかる虹のように壮麗なさまが、ありありと目に映る。