敦煌の見所、行き方、ベストシーズンなど観光情報をまとめて紹介-AraChina中国旅行

　中国の有名な歴史文化都市として、敦煌は古代シルクロード沿いの重要な都市であり、西部地域、中央アジア、ヨーロッパに直接つながっており、洞窟や壁画で有名です。

　敦煌は甘粛省の河西走廊の最西端に位置して、蘭州までは1,098 km、嘉峪関までは363 kmです。シルクロードの伝統的なルートは西安から敦煌を通り抜け、そして現在の新疆州を通って西方諸国に到達します。

観光情報

　敦煌は河西回廊の西端にあり、長い歴史を持ち、歴史的で文化的な街となっています。

　敦煌市内から東南に25km。鳴沙山の東麓に南北1.5kmにわたって石窟がつくられています。1987年にユネスコによって世界遺産に登録され、様々な大きさの2,100以上の仏像が残されています。

　敦煌市内から南に6km。東西約40km、南北20km続く砂丘。月牙泉は鳴沙山のふもとにあり、二つの観光名所は無限の砂漠の中で互いに対峙しています。

　敦煌から90キロ離れた北西の丘にそそりたっています。古代シルクロードの重要な拠点であり、古代シルクロードは西部地域の侵略から敦煌を守りました。

　ヤルダン国家地質公園は玉門関の北西部にあり、敦煌市から180キロ離れています。自然から生まれたもので、世界に敦煌の神秘的な雰囲気を示しました。

　また、敦煌を訪れる期間中に、陽関遺跡、敦煌古城、嘉峪関漢長城への訪問もおすすめです。

　敦煌の気候は乾燥していて、四季がはっきりして、年間平均気温は9.4℃、7月の最高気温は24.7℃、最も寒い1月の最低気温は-9.3℃です。

　敦煌の年間降水量は400 mmで、毎年142日を超える霜のない期間があります。

　砂嵐は敦煌では毎年春に起こりますので、安全のために春の訪問は避けるようにご注意ください。

　敦煌を訪れるのに最適な時期は5月から10月までで、その間にスイカやブドウなどの新鮮な果物を味わうことができます。

年間気候

※服装:A 夏服・半袖 B 薄手のセーター、カーディガン等 C 冬服・コート等 D 厚手のコート、手袋等の防寒具

　敦煌には、航空および高速道路交通ネットワークがあり、市内中心部にも便利な交通機関があります。

　敦煌へ行く最も便利な方法は、蘭州、西安、銀川から飛行機でいく方法です。

　敦煌空港は敦煌市中心部から東へ13キロ離れています。蘭州、西安、北京、上海、成都、嘉峪関、ウルムチへの直行便は38便あり、空港から敦煌の中心部までタクシーは約30-40元かかります。

　現在、敦煌には敦煌駅と柳園駅の2つの鉄道駅があり、どちらも蘭州行きの直通列車があり、夕方に出発して夜明けに到着します。

　柳園駅は敦煌市内中心部の北西128キロに位置し、上海、北京、西安、成都、蘭州、ウルムチへの列車が発着しています。

　敦煌駅には西安、嘉峪関、蘭州までの列車のほうが多くあります。

敦煌は砂漠の中にあり、乾燥していて雨が少なく、強い紫外線がありますので、日焼け防止、砂防、熱射病防止の対策が必要です。
朝と夜の温度差は大きく、特に夏は日中の最高気温が40度、夜の最低気温は10度に達することがありますので、日中は半袖の夏服を着用することに加えて、夜間の寒さを防ぐために長袖のジャケットも着用してください。
北西部の食事は脂っこく、気候は乾燥しているので、飲み過ぎると、いらだち、胃腸障害、高血圧などの健康問題が発生しやすくなります。合理的な食事に注意する必要があります、過食しないでください。
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