広州白雲空港
白雲空港は、広州市白雲区人和鎮と花都区新華コミュニティ、花山鎮、花東鎮の境目にあり、都心部の海珠広場まで28キロメートルの距離があります。中国国内では、北京首都国際空港、上海浦東国際空港と並ぶ3大空港の1つで、南方航空、海南航空、深セン航空、フェデックスおよび中国国際航空のハブ空港として活躍しています。
T1ターミナルはメインターミナル、連結ビル、歩廊、高架通路の四つの部分から成り、メインターミナルは地上3階と地下1階からなっており、三階の出発ロビー、二階のショッピングエリア、一階の到着エリアとショッピングエリアからなっています。地下一階は地下鉄、駐車場および空港ホテルと繋がっています。
空港ロビーはエリアAとエリアBに分けられています。
エリアAは国際線と南方航空以外の国内線が扱われています。
エリアBは南方航空および傘下の航空会社(アモイ航空、重慶航空など)の専用エリアです。
空港から市内まで
タクシー :空港から市内までの料金は約100元ぐらいです。
空港快線と機場快線の情報はここをクリックしてご確認してください。
広州機場快線
市内から空港まで
地下鉄3号線:市内から地下鉄3号線で機場南駅まで直行できます。所要時間は45分ぐらいです。
シャトルバス:市内の各地にあり空港へ直行できます。そのほかに空港と珠江デルタの都市間往復するバスも多く運行しています。
↑広州地下鉄路線図
タクシー:料金は少し高めですが、タクシーを利用するのが一番便利です。広州市内から白雲空港までのタクシー料金は100~120元ぐらいです。(高速道路料金込み)。
広州周辺都市から空港まで
佛山澜石候機楼-白雲国際空港 5:00-21:00 30分間毎に出発 所要時間:約70分間 料金:32元
順徳嘉信候機楼-白雲国際空港 08:50--19:20 40分間毎に出発 所要時間:約85分間 料金:順徳嘉信候機楼 42元;順徳大良候機楼 42元;順徳北滘候機楼 42元
南海桂城-白雲国際空港 07:10--21:00 50分間毎に出発 所要時間:約70分間 料金:大沥客運 26元;南海桂城保利洲際ホテル 30元
龍山客運站候機楼-白雲国際空港 08:00--20:00 80分間毎に出発 所要時間:約90分間 料金:42元
鉄道(駅)
広州の鉄道網は発達しているため、交通はとても便利です。北京-広州鉄道は中国南北を貫く主幹鉄道で、そのほかに東西を繋ぐ広州―茂名鉄道、広州―汕頭鉄道もあります。広州には広州駅、広州東駅、広州南駅(高速列車専用=日本の新幹線)、広州北駅など四つの駅に分かれています。中国列車チケット予約
広州駅
広州駅
広州駅は広州の一番古い駅で、広州の西側の環市西路にあり、省バスターミナルと近隣しています。流花賓館の向かい側にあり、地下鉄2号線と数多くのバスが同駅を通っています。ここでは中国各地行きの列車を利用できます。当駅は古いため、多くは各駅停車で遅く、料金が安い線路の駅として運営しております。
広州東駅
広州東駅は広州のもう一つの重要な駅で、地铁1号線の東端の終点です。天河区中信広場の後ろ側にあり、ここから出発の列車は主に深センと汕頭方向行きで、広州―深セン、北京―九龍および福建省行きの列車が同駅で利用できます。今では深セン行きの高速列車も利用できるようになりました。
広州南駅(高速列車駅)
広州南駅
同駅は新広州駅または広州新客駅とも言い、広州市番禺区钟村鎮石壁村にあります。同駅は旅客駅で、殆ど珠江デルタ地域の都市間を走る高速列車で、途中停車はあまりしていせん。今のところ深圳、武漢、長沙、珠海、新会、韶关、郴州、衡陽、西安、鄭州、信陽、岳陽、石家庄、北京、太原行きなどの各列車が運行されています。
広州北駅
広州市花都区站前路1号にあり、元の名は花都駅でした。拡張された後の北駅は広州の一つの重要な交通の要となり、広州駅の乗降客数を分割し、広州駅が今まで抱えていた渋滞問題を解決できるかもしれません。現在のところ、深セン、武漢、鄭州、長沙行きの列車が開通となっています。
広州から周辺都市への列車
広州-深セン:広州―深センの鉄道交通はとても便利で、広州東駅も広州駅も毎日両都市間を往復する列車が運行しています。平均15~30分間ごとに一便が運行し、列車の種類によって料金も異なります。途中停車をしない直行便は一人当たり75元で一番高いです。70元の直行便もあります。深センまでの所要時間は1~1.5時間です。
広州-香港:広州東駅で香港行きの列車もあり、所要時間は約2時間で、一時間毎に発車し、料金は190 HKDとなっています。
広州-東莞:広州東駅も広州駅も東莞行きの列車があり、便も多く、所要時間は約30分間で、料金は15元です。
広州-珠海:南駅で珠海行きの列車があり、便も多く、所要時間は約1~1.5時間で、一等席は90元、二等席は70元となっています。
広州-仏山:広州東駅も広州駅も仏山行きの列車があり、所要時間に関して、一番速いのは30分間以内であるのに対して、遅いのは一時間かかります。料金は9元です。
バス
広州は広東省の省都として、交通は非常に発達しています。広州市を中心に高速道路は蜘蛛の巣のように全国各地と繋がっています。今のところ、広州には10か所以上の長距離バスターミナルがあります。毎日数多くのバスが広東省内外の各地方へ走っています。広州から珠江デルタ地域までの所要時間は大体1時間ぐらいです。周辺の県レベルの都市行きのバスは10-15分間毎に発車しています。南海、番禺、順徳、增城など有名で遠い県レベルの都市行きのバスもあります。
広州バス
広州—珠海:珠海行きの豪華バスがあり、所要時間は3時間ぐらいで、料金は約50元です。
広州—深セン:広州―深センのバスは高速道路を利用し、所要時間は1.5時間ぐらいです。所要時間3時間の便もあり、料金は約60元です。
広州—中山:中山行きの便が多く、市内の各バスターミナルで乗車できます。所要時間2時間ぐらいで、料金は約35元です。
広州—仏山:天河客運站では仏山行きの便がとても多く、他のバスターミナルでも乗車でき、所要時間は約30分間で、料金は約20元です。
広州—東莞:各バスターミナルで乗車でき、所要時間は1~2時間ぐらいで、料金は約30元です。
路線バス
広州市内では路線バス、電車、観光バス、水上バスなどの交通手段があります。料金は線路、バスの種類、運営会社によってそれぞれ違います。市内のエアコン付きの路線バスの料金は2元で、エアコンなしの車は1元です。バスの一部のバスは大学城に行きます。洛溪大橋、琶洲大橋を通ったバスの料金は3元です。花都新華、从化街口、番禺市橋、增城新塘、增城荔城行きは線路は10~15元で、南沙行きのは15~25元です。運行時間については、大体6時から22時までで、徹夜運行の線路もあります。
観光バス
観光線路1:雲台花園—白雲仙館—麓湖公園(芸博院)—環市中路—小北花圏—応元路—三元宫—盘福路—市一病院—海珠北路—西門口(中山六路)—中山七路—陳家祠—荔湾路口—中山八路
観光線路2:珠江帝景苑—赤岗塔—新鸿花園—広州大橋底—珠江広場—中大北門—珠江泳场—大沙头—大沙头码頭—東堤—海珠広場(侨光東)—长堤—文化公園—康王南路—華林寺—康王中路—陳家祠—荔湾路口—石路基—中山八路
観光線路3:中成路総站—中成路口—京溪路口—雲景花園—京溪路—梅花園—鶏頸坑—伍仙橋—広州東駅—猎徳—双塔路—赤岗—磨碟沙—園芸—国際会展中心—琶洲—琶洲塔—琶洲村—石基村口—琶洲石基村総站(黄埔古港)
バスカード-羊城通
バスを利用するにあたっては「羊城通」というバスカードを使うことをお勧めします。値段は40元で、コンビニや銀行で買うことができます。「羊城通」は広州の電子支払システムで、カードの大きさは普通のクレジットカードと同じです。中にチップが入っていて、使用する時は支払い設備の上にカードを置けばすぐ支払うことができます。同カードは広州市の路線バス、タクシー、地下鉄、フェリーなどの公共交通施設で使用可能です。鉄道を利用する時、「羊城通」カードを使えば片道の料金は5%割引きとなります。それに指定のスーパー、ファストフード店、セブンイレブンなどのコンビニなどでも使えます。その役割は香港の「八達通」と北京の「市政交通一卡通」と似ています。
広州バスカード・羊城通
「羊城通」カードの売り場:「羊城通」の各サービススポット(地下鉄駅の中の物)、地下鉄チケット売り場、セブンイレブン、一部のコンビニエンスストアと「天天」クリーニング屋などで購入できます。カードの種類も多様で、普通カードの購入がお勧めです(これはデポジットカードで、最初に預り金20元を払い、カードを使わなくなったときに預金は返却してもらえます。使用の時は50元の倍数で中に料金を振り込めばいいです。)。
預金返却について
各地下鉄にあるサービススポットにカードを持って行けばいいです。カードに損傷がなければ、カードの代わりに預り金を返却してもらえます。
使用区域:広州、仏山、肇慶、江門、汕尻、惠州、茂名、韶関、雲浮、珠海、河源、揭陽、陽江、湛江、清遠、潮州と中山など17か所で使用可能です。
使用領域:路線バス、電車、フェリー、地下鉄、指定の駐車場、路上駐車料金メーター、一部分のタクシー、郊外通いのバスなどの交通料金の支払い;「羊城通」カード専用の公衆電話などの通話料金の支払い;KFC、一部分のマクドナルド、お菓子屋、コンビニ、スーパー超市(吉之島、興安、華潤万家など)、食材市場、自動販売機などで買い物する時の決済;広州第二病院での受け付手続きの費用支払いなどに使えます。
優遇:一か月の間の使用回数が15回以上(地下鉄と路線バス)となったら、その後のバス乗車料金は4割引きとなります。地下鉄は5%引きとなります。
地下鉄とタクシー
地下鉄
広州市内では地下鉄網が発達しており、今のところすでに1号線(西朗―広州東駅)、2号線(嘉禾望岗―広州南駅)、3号線(機場南―体育西路と天河客運运站―番禺広場)、4号線(黄村―金洲)、5号線(滘口-文沖)、8号線(鳳凰新村ー万勝囲)、广仏線(西朗ー魁奇路)およびAPM線(林和西ー赤岗塔)。市内の主な観光地がほとんど覆われているので、観光客にとって便利です。
広州に長期滞在の予定があれば、地下鉄カードの購入をお勧めします。月使用回数が16回以上となったら、その後の乗車料は4割引出来ます。地下鉄をよくご利用のお客様にとってとてもお買い得です。
TIPS
広州の地下鉄駅の中には切符の自動販売機が設置され、コインあるいは5元と10元の紙幣が使用可能で、駅内では紙幣をコインに両替する機械も用意されています。それに切符売り場あるいは銀行でも両替可能です。広州地下鉄の車内では北京語、広州語と英語の三か国語でアナウンスを放送しています。到着駅のアナウンスを流した後、同駅近くの地名あるいは建物のご紹介は北京語だけで放送しています。
タクシー
広州市内のタクシー
今のところ広州のタクシーは赤、黄色、青、金色、緑など五つの色に分けられています。車の色によって所属の経営会社も違いますが、料金は同じです。市内の初乗り料金は10元(今のところは燃油サーチャージなしです。)で、2.5キロを超えたらキロ毎に2.6元の料金が追加されます。もし走る距離は35キロ以上となったら50%のリターン費用が追加されます。即ち3.9元/キロとなります。
TIPS
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黄色のタクシーの運転手さんはすべて広州地元の人で、線路に詳しく、安全度も高いです。
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広州でタクシーをご利用の場合は予め行く先の住所をよく調べておくようにお勧めします。なぜなら、運転手の多くも線路にあまり詳しくないため、あらかじめ調べておかないとかえって時間がかかる恐れがあります。