中山記念堂は偉大な革命家-孫中山氏を記念するために広州の市民や海外の華僑の寄付で建てられました。記念堂は総統府の旧跡に位置しています。中山記念堂は最も広州を代表する建物の一つで、広州市で大型のイベントや演出が行われる場所です。
建築特色
中山記念堂は八角形の独特な宮殿式の建築で、民俗風情に満ちております。外観は雄大で、内部の構造もしっかりしています。上部は全て鉄筋コンクリートで建てられ、屋根は青い瑠璃瓦が用いられました。屋根の下に孫中山氏の手書きの「天下為公」という横額が掛かっています。ロビーは柱が一本も見えず広々としています。実は柱はあるのですが、壁に隠されています。合わせて8本の柱があるので、建物や八角形の屋根をしっかりと支えてます。
力学と音響学の二つの特徴が巧みに形成されています。ロビーに柱が見えないことと、ロビーの上部が30メートルもあるのにスピーチをする時、マイクを使わなくても音が隅々まで響き渡る上にこだまもおこりません。中山記念堂の敷地面積は6万平方メートルで、建築面積は1.2万平方メートル、高さは47mあり、舞台の幅は15m、奥行も15m、座席は4729席あります。建築スタイルと内装は民族風情と中国建築の特色に富んでいます。
今や記念堂は広州市の重要なイベントや演出が行われる場所になりました。ここは古木が生い茂り、環境も静かで、散策の良い場所です。
交通アクセス
地下鉄2号線、記念堂駅のD2出口。入場料は無料、記念堂内の入場料は別料金で10元です。
注意事項
中山記念堂の面積はそれほど広くないので、わずか1時間で全部を回ることができます。ゆっくり散策しても約2時間です、もし時間があれば、近くの越秀公園と蘭園へお立ち寄りください。