紅専廠アートエリアは広州で初めての本格的なアートエリアで、芸術とライフスタイルの中心地となっています。
広州紅専廠アート&デザインエリアは1956年に建てられた中国で最大の缶詰ブランド「鷹金銭」の工場跡地を利用し、かつての作業場をLOFTに改造されたおしゃれで無限の創作イメージにあふれた所になっています。これは歴史感たっぷりの、都市が発展した証といえるでしょう。紅専廠はCBDにあるCAD(芸術中心地)で、広州の都市文化や表現の窓口となっています。
「鷹金銭」缶詰工場の歴史
「鷹金銭」はアジア最大の缶詰工場で、その工場が生産した「豆鼓酸魚」は広州だけでなく東南アジアの華人の中に知らない人はないほど有名で100年ほどの歴史があります。缶詰工場は1956年に建てられ、当時はアジアで最大と誇り、当時のソ連の援助で作られたものの一つなので、ロシア的な建築になっています。現在では缶詰工場はもうありませんが、数十棟の赤レンガの建築が無傷で保存されてきました。「鷹金銭」の時代の記憶とイメージが頑丈な赤レンガの建築に刻まれています。
このエリアを散策すると、よく個性的な彫刻を目にします。これらはすべて「鷹金銭」工場で不用になった機械やその部品です。缶詰の生産ラインの一部として百年以上の歴史をもっていますが今でもエリアの彫刻となり、廃棄物を生かす芸術作品になっています。
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地下鉄:地下鉄5号線を乗り員村駅で下車、出口B。
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住所:広州市天河区員村四横路128号紅専廠(臨江大道の入口)