広東の交通情報

　広東省は中国南部に位置しています。省都は広州で中国南部の交通の要所になっています。広東省は中国で最も経済発展している省のひとつで空路、鉄道、幹線道路そして水路が発達しておりアクセスはとても便利です。また香港やマカオへの玄関口にもなっています。

空路

広東省には5箇所の民間空港が広州、深圳、珠海、汕頭、湛江にあります。うち国際空港は広州白雲国際空港と深圳宝安国際空港です。北京、上海、重慶、青島、桂林など中国国内の都市とつながっています。また広州―メルボルン、広州―クアラルンプール、深圳―シンガポール、深圳―バンコクをつなぐ国際線も就航しています。

幹線道路

広東省には発達した幹線道路システムがあります。主要都市や町、空港や港をつなぐ陸上の輸送ネットワークシステムが構築されています。国内南部の主要都市から広東省へ向かう幹線道路があります。

広東省には巨大な広州バスターミナルがあります。毎日、ここから近隣の広西チワン自治区、湖南省、福建省、江西省へバスが出ています。深圳や香港、マカオへはデラックスバスがあります。広州から香港へ向かう最も東側のルートでは広州―深圳間の高速道路を利用し2時間半かかります。珠海では拱北港でバスに乗り税関手続きを通って簡単にマカオに行くことができます。

水路

広東省は珠海デルタ地域にあるため省の中には豊富な水上輸送網があります。香港やマカオをつなぐ中国の南の玄関口です。 広州は珠江のそばにあります。船は川に沿って香港やマカオ、三亜へ向かいます。そのため深圳から船で珠海や広州、マカオ、香港や九龍へ行くことができます。