重慶は、北半球副熱帯内陸地区に位置し、気候の特徴は以下のようになっています。早く到来するが気温の安定しない春、蒸し暑く長い夏、雨が降り続き涼しい秋、雪が少なく霧が多い、暖かい冬という四季です。重慶市の平均気温は18℃です。一月が一番寒く、月間の平均気温は7℃で最低温度は-3.8℃です。7月から8月までの気温が最も高く、大抵は27℃—38℃で、最高気温は43.8℃に登ったことがあります。このため、重慶、武漢と南京は長江流域の「三大火炉」と呼ばれています。
重慶の雨季は夏秋に集中し、年間降水量は1000-1100㎜です。面白いぐらいに雨は夜に降ります。このため、多くの詩人は「巴山夜雨」をテーマに詩を作りました。重慶は「霧都」という名前もあります。毎年、晩秋と初春に霧が多く、年間、霧の日が68日あります。霧の日になると、都市は霧に覆われ、幻想美が数倍アップした景色が見えます。重慶は中国で日照時間が一番短い都市の一つです。年間の日照時間は1259.5時間です。7月から8月までの日照時間が少し長く、月間230時間です。重慶は三面を山に囲まれ、風は弱いです。しかし、夏に雷雨が降ると、よく大風が吹き、風速は10—27m/sにもなります。
ベストシーズン
重慶は中国の「三大火炉」の一つとして(武漢と南京とともに)知られております。夏、特に7月と8月に耐えられないほど暑くなります(最高43.8℃)。武隆、金佛山およびほかの重慶の周辺地域は夏が人混みのためにホテル価格が高くなりますので、もし、この間に重慶へ旅行計画を立てるなら、お早めにご予約するほうがいいでしょう。
濃霧による神秘な雰囲気が好きな方は、春や秋に訪れるのがおすすめします。 「溶融炉」に加えて、「霧の街」とも呼ばれます。
春
春は3月から5月までで、気温変化が頻繁で大きいです。気温が上昇後、急に寒くなり日もあります。春の重慶は濃い霧に囲まれて、霧都市とも呼ばれています。
服装:セーターとジャケット、長袖シャツ
この季節は武隆、大足石刻、歌乐山、万盛石林に訪れ、春の雰囲気を感じることができます。
夏
夏は6月から9月にかけて、長くて暑いです。重慶は中国の「三大火炉」の一つと呼ばれています。極端な暑さと湿度を特徴としています。この3ヶ月の平均気温は30°Cです。 夏は雨季で、最も暑い月は7月で、最高気温は44°Cです。
服装:Tシャツ、スカート、ショートパンツなど夏用服装を着用してください。または、日差しが強いから、傘、帽子、サングラス、日焼け止めを用意してください。
避暑地武隆仙女山、巴渝民族風情—洪崖洞の綺麗な夜景をおすすめいたします。
秋
秋は10月から11月です。天気は涼しく快適です。この時期は重慶に訪れ、三峡くだりを楽しめる一番いい時期です。今シーズンは、大きな温度変化があります。
服装:Tシャツ、薄いセーターとコート
冬
冬は12月から来年の2月までです。 天候は穏やかで暗く、ほとんど雪が降りません。平均低温と高温はそれぞれ12月の7℃と12℃、 1月の5℃と11℃、2月の7℃と12℃です。
服装:ダウンジャケット、コットンコート、セーター、厚手のジーンズ