長興島は中国揚子江の河口にある沖積島であり、崇明島と浦東新区の間に位置し、船で市内まで30分の距離があります。島の面積は76.32平方キロメートル、東西の長さは約31キロメートルで、南北は2~4キロメートルであります。一年には冬が暖かいし、夏が涼しい、気候も温暖で住みやすいところであります。それに、田園の風景に大変恵まれ、非常に魅力的な観光地であります。
長興島-ミカンの郷
長興島は土、水、空気が清らかであることで名を知られて、「ミカンの郷」、「清らかな島」、「長寿の島」などの美称が与えられ、上海の無汚染、無公害の地域であります。ここは森を背にして海を臨み、空気が甘味を持ち、緑いっぱいで、自然環境の一番素晴らしいところであります。「緑の宝石」と称され、夏には市内より気温が2度低く、休暇を過ごす格好の場所です。
長興島は「ミカンの郷」として上海では有名です。島にはミカンの畑が14平方キロメートルほどあり、上海で最も大きなミカンの生産基地で、その中に垂珠園の一か所でもミカンの畑は約百平方キロメートルがあります。ミカン園で出品してる「前衛ミカン」は見た目が明るくてきれい、皮が薄いし種がない、汁が多いし甘いという特徴があります。
春の末から夏の初めに、いい香りを放つ白い花は緑の葉に点在していて、秋になると、黄色いミカンはいっぱい実っています。島で行われる上海ミカン祭りは内容が豊かで、自然の趣と島の風景を十分に誇示し、たくさんの来客の目を引き付け、非常に賑やかなイベントとなっています。長興島に行って景色を楽しみながらミカンを味わうのはもう上海旅行に人気な観光スポットとなりました。
観光設備が完備
長興島がユニークな自然条件と豊かな自然資源に恵まれているので、観光業は十分に発展を遂げました。今は上海ミカン園、モンゴル村競馬場、垂珠園、上海特技城、先豊旅行休養村、石沙野生動物園、緑島芦荡迷宮、星島休養クラブなどの施設が建てられ、それらに対応するホテル、料理店、ショッピングセンター、通信設備などのサービスシステムも完備されました。
交通
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上海市内で観光5号線、51、116、522、728、848、849路呉淞埠頭まで行ってそこから船で長興島に行きます。