広西チワン自治区には様々なすばらしい自然風景(カルスト地形の丘や洞窟、大きな森林山地、透明で透き通った川、滝そして砂浜)と豊富な少数民族の文化があります。
総面積は23万と大きな地形に恵まれています。石灰岩が自治区の面積の半分を占めています。亜熱帯性気候のため年間を通して観光客が訪れています。
特色
南部 沿海風景
広西チワン自治区の南には海があり北海や钦州、防城港などの有名な海辺の町はトンキン湾(北部湾)に面しています。
海辺の休日を思わせる照りつける太陽、青い海、美しい島々などは私たちを広西チワン自治区に惹きつけてやみません。北部湾の河口にある北海では不思議な海の生態系やサンゴを観察、海辺の文化やマリンスポーツ、島巡りクルーズなどを体験することができます。
広西チワン自治区は穏やかな気候なので海辺の町には年間を通し観光客が訪れており特に11月~2月の北の地方では凍えるほど寒い時期には最高の所でしょう。
北部 カルスト台地
海抜の高い広西チワン自治区北部ではカルスト地形がみられ特にたくさんのメーサ(台地)や切り立った白い崖や小さな洞窟があります。桂林は北部の代表的な都市で世界中から観光客が訪れています。
桂林から陽朔の漓江下りでは画趣をそそるカルストの風景を見ることができそれは忘れがたい思い出になることでしょう。他のカルスト地形の見どころには芦笛岩や冠岩、象鼻山、月亮山など奇妙で不思議な洞窟や山がまだまだたくさんあります。
陽朔は桂林の中でも最も外国人の密度の高いところです。漓江が流れる素朴で休日のような雰囲気はとても魅力があります。西路は西洋からの観光客で込み合うことで有名です。
少数民族文化
広西チワン自治区の総人口5000万人のうち1800万人は少数民族が占めています。壮族は中国最大の少数民族です。他には瑶(ヤオ)族、苗(ミャオ)族、毛南(マオナン)族、彝(イ)族、水(スイ)族の人々が生活しています。民族によって文化が異なり、それぞれの民族特有の習慣や文化を見学することで思いがけない驚きと発見が見つかるでしょう。
広西の基本情報
-
中国語名: 广西
-
ピンイン: guǎng xī
-
省都: 南寧
-
人口: 5000万人
-
面積: 236,700 平方km
-
特色: 山、川、少数民族