三里屯は北京でもっとも古いバーエリアであり、最初のバーがオープンしてから既に15年が経ちました。北京以外に住む人にとって、バーエリアとしては三里屯がもっとも有名です。三里屯周辺3キロ以内に北京のバーの40%以上、つまり約200軒のバーが集まっているということです。
三里屯は北街と南街に分かれています。北街にはバーが密集していて、通りの両脇に沿って数十件のバーが連なっています。北街は北京で最も大きいな大使館エリアに隣接しているため、常連客は外国人で、この辺のバーはどこもアカ抜けていて、何よりも注目を集めることや、にぎやかであることが重要な条件です。蘭桂坊、No.52、地平線、男の子女の子、Simple Lifeなど、どんな名前のバーでも同じように賑やかです。もしも、ひっそりと静かな時間を過ごしたいとか、三里屯のバーの特徴は古都北京の美しさだと思うならば、まったく場違いなところへ来たことになります。
一方で、三里屯の南街は胡同や四合院が多く緑豊かで、芸術的雰囲気さえ感じられます。